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損保ジャパン日本興亜、保険を活用した航空機ファイナンススキーム(日本版AFIC)を構築

2019/6/26 11:05
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発表日:2019年6月26日

【国内初】保険を活用した航空機ファイナンススキーム(日本版AFIC)の構築

~新たな資金調達手段の提供により航空業界の発展へ貢献~

損害保険ジャパン日本興亜株式会社(取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン日本興亜」)は、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:渡辺 一、以下「DBJ」)および保険仲介とリスクマネジメントを行うMarsh LLC(社長兼最高経営責任者:John Q. Doyle、以下「マーシュ」)と、国内初となる保険を活用した航空機ファイナンススキーム(「日本版AFIC(※)」)を新たに構築し、第一弾としてイスラエルのEL AL Israel Airlines Limited(以下「EL AL」)によるボーイング787-9型航空機購入において、本スキームを適用しましたのでお知らせします。

※AFIC:Aircraft Finance Insurance Consortiumの略で、複数の保険会社が航空機ファイナンスの元利払いを補償するスキームです。

1.背景

・航空会社の機材購入需要に対応するため、マーシュ主導のもと、民間保険会社4社(「Sompo International」、「Allianz」、「AXIS」、「Fidelis」)で組成される航空機ファイナンスを補償するスキームが2017年6月に開発されました。

・AFICを活用した航空機の購入は増加傾向にあり、これまでに50件以上の航空機が、AFICを活用して購入されています。

・このたび日本においても、AFICと同様の補償内容の保険(以下「日本版AFIC」)を損保ジャパン日本興亜が提供し、EL ALが航空機を導入する際に、DBJが融資を実行することで、資金調達が可能となりました。

2.日本版AFICの概要

・EL ALが使用するボーイング787-9型航空機の購入資金に関して、DBJがSPC(特別目的会社)向けに融資を行います。SPCは本融資をもとに航空機を購入し、EL ALとリース契約を締結します。

・EL ALの倒産などにより、融資の返済ができなくなった場合は、損保ジャパン日本興亜がDBJに対して、融資の残額および金利を保険金として支払います。

・AFICの参加保険会社の1社であり、当社グループであるSompo Internationalのノウハウを活用することで本保険の提供が可能となりました。

3.本スキームの意義

・本スキームの導入により、日本の金融機関が損保ジャパン日本興亜の保証する航空機ファイナンスに融資を実行することが可能となります。

・LCCなどを中心に、航空会社は増加傾向にありますが、日本版AFICの活用により、これらの航空会社の資金調達手段を多様化することが可能となります。

・また、航空機ファイナンスを実施するには、航空会社の信用力だけでなく、機材の担保評価、複雑な契約書類の確認など、独自のノウハウが必要です。日本版AFICの導入により、地方銀行を中心に多くの金融機関がリスクを抑えつつ融資を行うことが可能となり、融資の多様化にも繋がります。

4.今後について

今後、損害保険ジャパン日本興亜は、本スキームを他の航空会社にも広げていくことで、日本における航空機ファイナンス市場の発展に貢献していきます。

以上

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