【総合建設大手】耐震建築に定評。米州や豪州など海外建設・開発事業を拡大。
発表日:2018年7月9日
国家戦略特別区域計画の特定事業「(仮称)竹芝地区開発計画」
首都高速道路上空に歩行者デッキの取付工事が完了
首都高速通行止めの夜間工事にて、浜松町/竹芝両地区をつなぐ"架け橋"を一括架設
東急不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:大隈郁仁)と鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、社長:押味至一)は、2社共同で開発する「(仮称)竹芝地区開発計画:以下、本プロジェクト」を推進中です。この度、本プロジェクトの一環として、浜松町駅から首都高速都心環状線の上空を跨いで、竹芝駅・竹芝ふ頭に至る、全長約500mのバリアフリー歩行者デッキを整備する上での要となる、首都高速都心環状線上空の歩行者デッキの夜間一括架設工事を、鹿島建設の施工により2018年7月7日深夜(工事完了:7月8日午前2:00)に実施しました。
工事は、22:00~翌5:00までの7時間、首都高速道路を全面通行止めし、550t吊オールテレーンクレーンを用いた一括架設工事として行いました。あらかじめ地上で組立てられた今回架設部分約22.3mの歩行者デッキが、クレーンによって吊り上げられ、ゆっくりと旋回したのち首都高上空の所定位置へと架設されるまで、約40分間にわたるクレーン作業が、大勢の関係者が見守る中、無事完了しました。
※参考画像は添付の関連資料を参照
今回の工事で取り付けられた歩行者デッキは、東京の交通の大動脈である山手線や羽田空港へつながる浜松町駅エリアと、東京の海の玄関口である竹芝エリアの両エリアを繋ぐ、本プロジェクトの象徴ともいえる"架け橋"となります。今回架設した歩行者デッキの両端は、今後、浜松町駅/竹芝駅・竹芝ふ頭までつながり、全長約500mのバリアフリー歩行者デッキとして、2020年を目指し整備を進めてまいります。これにより、両エリアの人の往来を活発化し、街に新たなにぎわいを創出します。
本プロジェクトは、2020年の開業に向け、2016年5月に着工し、コンテンツ産業の育成・発展に資する機能を有した民間施設と都立産業貿易センターを一体整備します。あわせて住宅棟も計画し、住環境のサポートや歩行者ネットワークの整備、防災対応力の強化といった周辺環境の向上を図りながら、新たな国際ビジネス拠点を創出します。
なお、本プロジェクトは、東京都が推進する「都有地を活用したまちづくりプロジェクト」の一環として行われるもので、国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)にも認定されている開発プロジェクトです。
今後も、本プロジェクト及びエリアマネジメント活動に取組み、竹芝地区を防災対応力が完備された先端的かつ魅力的な都市に変えるべく、2020年の開業に向け事業推進をさらに加速してまいります。
※以下は添付リリースを参照
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参考画像
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0484663_01.png
添付リリース