【重電準大手】独シーメンスと提携。自販機で首位。半導体も。
発表日:2021年05月26日
ライフサイクルで設備運用を支援
「まるごとスマート保安サービス」の発売について
富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、IoTを活用したシステムソリューション「Promizer(プロマイザー)」の新たなラインアップとして、ライフサイクルで設備運用を支援する、受配電設備向けの「まるごとスマート保安サービス」を発売しましたので、お知らせいたします。
1. 背景
製造業、とりわけ石油・化学や電力・ガス等の産業・エネルギー関連インフラでは、設備の高経年化、保守・保全管理者の高齢化とその長期的な不足などにより、設備の安定稼働や保全業務の負荷低減が課題となっています。これらを解決するため、産業保安における安全性と効率性を追求するIoTやAIなどの最新技術「スマート保安」の推進が期待されています。
当社は受配電設備を対象に、IoT・AI技術を活用し、保全計画立案から設備の監視、保全管理策の提案まで、設備保全の最適化を実現する「まるごとスマート保安サービス」を提供します。
2. 製品の特長
1)IoT・AI技術で設備の最適運用を支援
エッジコントローラで収集したデータをクラウドのサーバシステムに蓄積し、IoT・AI技術を使い、設備の安定稼働に向けた設備の稼働監視と劣化診断で、予防保全を可能とします。劣化診断においては、過去の保全実績、設備の使用環境なども加味し、設備の健全性を分析・評価します。
これらにより、設備の最適運用・管理・保全計画を立案。ライフサイクル全体で、お客様の設備運用を支援します。なお、AIについては2023年の開発完了を予定しており、順次製品に適用していきます。
●現行:
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールでデータの相関関係や傾向を見える化し作業員が設備の異常兆候や劣化を分析・診断
●AI搭載後:
データの相関関係や傾向から設備の異常兆候や劣化を自動で分析・診断
*参考画像は添付の関連資料を参照
2)設備保全業務の効率化を支援
保全計画や設備点検結果の共有、各種技術文書のデータ蓄積・検索、メンバー間でのスケジュール管理や業務ノウハウの蓄積に至るまで、設備管理に関わるさまざまな情報を一元管理し、設備保全業務の効率化を支援します。
3. 対象設備
配電盤、変圧器、遮断器、ガス絶縁開閉装置(GIS)、特高開閉機器などの受配電設備
4. 発売時期
即日
※本リリースに掲載している情報(サービス内容や問い合わせ先等)は発表日時点のものであり、予告なく変更する場合もございます。あらかじめご了承ください。
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/611096/01_202105261701.jpg
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