【製薬大手】自社開発の主力2品が業績けん引。海外収益化で先行。
発表日:2021年02月01日
パーキンソン病治療剤「エクフィナ(R)」韓国において新発売
エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、韓国子会社であるエーザイ・コリア・インクが、パーキンソン病治療剤「エクフィナ(R)」(一般名:サフィナミドメシル酸塩)を新発売したことをお知らせします。本発売は、アジア地域(日本を除く)における最初の発売となります。
韓国におけるパーキンソン病の患者様数は約15万人と推計されています。パーキンソン病は、既存の薬剤では十分に症状のコントロールができない場合があることから、新たな治療選択肢が必要とされており、韓国においては希少難治性疾患に指定されているアンメット・メディカル・ニーズの高い疾病です。
韓国における本剤の承認は、運動症状の日内変動を有するパーキンソン病患者様を対象に海外(韓国を含む)で実施された、レボドパ併用下においてサフィナミドを1日1回24週間経口投与したときの有効性・安全性をプラセボと比較した二重盲検臨床第III相試験(SETTLE試験)等の成績に基づくものです(1)。
当社は、本剤について、Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、以下 Meiji)とのライセンス契約に基づき、日本において、製造販売元として販売を行っています。アジアにおいては、独占的開発・販売権を有し、台湾で新薬承認申請中であり、その他の国においても申請に向けた準備を進めています。
現在、アジアにおけるパーキンソン病患者様数は約300万人(2)と推定され、高齢化に伴い、患者様数は年々増加すると予測されます。当社は、「エクフィナ」をパーキンソン病の新たな治療選択肢として韓国の患者様にお届けするとともに、アジアにおけるパーキンソン病患者様とそのご家族の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。
以上
※以下は添付リリースを参照
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添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/604201/01_202102011024.pdf