【試薬・食品を開発】遺伝子工学を生かした治療の実用化に注力。
発表日:2020年1月21日
再生医療等製品の研究・製造施設(新棟)の稼働について
タカラバイオ株式会社が、滋賀県草津市の本社地区に建設を進めていた、再生医療等製品の研究・製造施設である「遺伝子・細胞プロセッシングセンター2号棟」(以下、新施設)が完成し、2020年1月より本格的な操業を開始しました。
当社は、2014年に遺伝子・細胞プロセッシングセンターを建設し、再生医療等製品の開発・製造支援事業であるCDMO事業、および自社の遺伝子治療の臨床開発プロジェクトで使用する治験製品の製造を進めてきました。その後、遺伝子治療などの再生医療等製品の開発が世界的に拡大し、当社のCDMO事業の受注も急拡大したため、既存施設の製造能力不足の解消や研究開発施設の拡張が課題となりました。さらに、自社の遺伝子治療の臨床開発プロジェクトも上市を見据えた準備が必要となり、2018年1月に新施設の建設を決め、業務拡大の準備を進めてきました。
今般、稼動した新施設は、延床面積が従来施設の2倍以上となる14,500m2で、医薬品や再生医療等製品の製造・品質管理基準であるGMPやGCTPに準拠しています。今後、再生医療等安全性確保法に規定された特定細胞加工物製造業やISO9001などの業許可、品質マネジメントシステムなどの第三者認証を取得していく予定です。
当社は、新施設の本格稼働を機に、CDMO事業ならびに自社の遺伝子治療プロジェクトの一層の発展・強化を通じ、バイオ創薬関連技術開発を進め、新モダリティを創出する創薬企業を目指します。
※以下は添付リリースを参照
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