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武田薬品、遺伝性血管性浮腫患者を対象とする「TAKHZYRO」注射剤の延長試験における有効性および安全性について発表

2019/11/11 16:35
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発表日:2019年11月11日

臨床第3相HELP試験の非盲検延長試験における新たな解析において、遺伝性血管性浮腫患者を対象とするTAKHZYRO(R)(lanadelumab-flyo)注射剤の延長試験における有効性および安全性を評価

-2019年米国アレルギー喘息免疫学会年次総会にて結果発表

当社は、このたび、12歳以上の遺伝性血管性浮腫(HAE)患者を対象に実施中の臨床第3相HELP(遺伝性血管性浮腫長期予防)試験の非盲検延長(OLE)試験より、TAKHZYRO(R) (lanadelumab-flyo)注射剤の長期安全性および有効性を示す新たなデータを発表しましたのでお知らせします。11月7~11 日に米国テキサス州ヒューストンで開催される2019年米国アレルギー喘息免疫学会(American College of Allergy, Asthma and Immunology:ACAAI)年次総会にて発表される解析結果は、TAKHZYROが継続してHAE発作を予防しており、多くの被験者が平均19.7ヵ月(0-26.1ヵ月)の投与延長期間においても、HELP試験でみられた予防頻度と同様の割合で発作が発現しなかったことを示しました。解析結果は、11月に発行されるACAAIの学会誌である「Annals of Allergy,Asthma & Immunology」で掲載される予定です。

臨床第3相試験である最初のHELP試験は、125名のHAE患者を対象として26週以上にわたって実施された、これまでで最大規模かつ最長期間、積極的な投与を行った無作為化対照比較予防試験です。実施中であるHELP OLE試験のデザインは、TAKHZYROの長期安全性(主要評価項目)および有効性を評価するものであり、2019年11月に試験が完了する予定です。これらの解析では、最初のHELP試験で被験者として評価され、長期試験に移行した109名の患者(長期試験移行群)と、最初の試験には参加しなかったものの、12週間以内に1回以上の発作を発現し、試験の適格性を満たした103名の患者(新規投与群)を解析対象としました。

HELP OLE試験におけるTAKHZYROの安全性プロファイルは、最初のHELP試験で得られた結果と一致しており、治療に関連し、治験薬投与下において発現した有害事象(TEAE)が50%(n=106)の患者において発現しました。さらにTAKHZYRO 300mgを2週ごとに投与された群においては発作発現率、緊急治療を必要とする発作および中等度から重篤な発作(有効性の副次評価項目)を低下させました。平均発作発現率は、ベースラインと比較して全体で87%低下しました(n=212)。また同様に、ベースラインと比較して緊急治療を必要とする発作発現率は92.6%、中等度または重篤な発作発現率は83.6%低下しました(いずれもn=212)。探索的な解析により、最初に投与された通常用量によって12カ月以上発作が発現しない状態であった患者が58%(n=209)、6カ月以上発作が発現しない状態であった患者が78%(n=209)みられました。

U.S.Hereditary Angioedema Association Center at the University of California,San DiegoのProfessor of Medicine and Clinical DirectorかつHELP OLE試験の担当医師であるMarc A.Riedl氏は、「最初に実施されたHELP試験の結果によって、TAKHZYROがどのようにHAE発作を予防するかという事を充分に理解することができました。さらに今回の解析結果は、TAKHZYROの長期投与における安全性および有効性の可能性に希望を抱かせてくれるものです。HAEは、長期にわたって生活に影響する疾患であるため、予防薬としての長期間の有効性および安全性は患者さんそれぞれの疾患マネジメントを考えていくうえで非常に重要なポイントとなります。HELP OLE試験の解析結果は、TAKHZYROの長期にわたる有効性を理解するうえで重要な礎となります。試験の進捗とともにさらに追加のデータを取得し、皆さんと共有できることを期待しています」と述べています。

本試験において、95%の患者(n=212)においてTEAEがみられ、重症度は、ほとんどが軽度または中等度でした。5%以上の頻度で報告された治療に関連したTEAEは、長期試験移行群の33.9%(n=37)および新規投与群の42.7%(n=44)でみられた注射部位疼痛、長期試験移行群の11.9%(n=13)および新規投与群の15.5%(n=16)でみられた注射部位紅斑および長期試験移行群の4.6%(n=5)および新規投与群の9.7%(n=10)でみられた注射部位挫傷でした。

注目すべきTEAEは8名(3.8%)の患者で報告され、重篤なものはみられませんでした。6名(2.8%)の患者がTEAEを要因として試験を中止し、1件が治療に関連したTEAE(注射部位丘疹)でした。TAKHZYROの投与に関連した重篤なTEAEまたは死亡は認められませんでした。抗lanadelumab抗体は、21名(9.9%)の患者で検出され、うち6名(2.8%)の患者において認識できる臨床的影響を示さない中和抗体陽性反応が検出されました。

当社のChief Medical Office Rare Immunology FranchiseのGlobal Medical HeadであるDonatello Crocettaは、「再発を繰り返し、予測できない腫脹の発作は、様々な形でHAE患者さんを衰弱させ、その生活に影響を及ぼす可能性があります。10年以上にわたり、当社はHAE治療に継続的な革新をもたらし、患者さんの治療におけるアンメット・ニーズに対応することに取り組んできました。これらの取り組みによって得られた知見は当社のHAEに対する理解を深め、TAKHZYROの予防的投与によって長期的にもたらされる可能性のある患者さんへのベネフィットをより深く理解するうえで意義あるものです」と述べています。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0523118_01.pdf

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