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発表日:2019年7月11日
KELK、世界初FFT解析を搭載した熱電EH振動センサデバイスを発表
コマツ(社長:小川啓之)の100%出資子会社である株式会社KELK(社長:斉藤雅美、本社:神奈川県平塚市、以下「KELK」)は、従来のKELGEN SD(※1)製品に加え、新たに2種類の熱電発電関連製品を本年10月より販売することを発表しました。
新製品は、モータやギヤなどの回転機器に設置するだけでその熱で発電し、振動をセンシングし、データを無線送信する熱電EH(※2)振動センサデバイス「KSGD-SV3」(以下、KSGD-SV3)、KELGEN SDを無線でつなぐ通信機器「KELGEN SD-Net」(以下、KELGEN SD-Net)の2種類です。
世界初FFT(※3)解析を搭載した「電池レスx配線レス」のKSGD-SV3は、振動センサデバイスの設置工事費を低減できるほか、短時間での設置・増設が可能なため、工場や設備のレイアウト変更に柔軟に対応できます。さらに電池交換が不要でメンテナンスフリーです。また、KELGEN SD-Netは親機1台でKELGEN SDと中継機を合わせた最大200台を無線でつなぐことが可能です。KSGD-SV3とKELGEN SD-Netは、CBM(予知保全)(※4)の導入コストと運用コストを大幅に低減し、適切なタイミングでの設備保全を実現します。予知保全による設備保全の高度化を加速させることでお客様の生産現場における生産性向上および日常点検の自動化に貢献します。
KELKでは、配線、電源、メンテナンスが不要で、後付けすることもできるKELGEN SDと、センサデバイスのネットワークを無線で構築するKELGEN SD-Netを自社工場へ設置し、設備機器の「見える化」と、予知保全への活用の評価を開始しています。
KELKは、1966年の設立から今日まで長年培ってきた熱電変換技術を核に、排熱を電気に変える革新的な製品の開発、導入を進めています。今後も、熱電変換技術の様々な分野への活用を通じて温室効果ガスの削減、省エネルギー社会やスマート社会の構築に貢献していきます。
なお、これら2種類の新製品は、本年7月24日より東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される、工場設備の維持管理・保全技術を対象にした国内唯一の専門展示会である「プラントメンテナンスショー」で展示を予定しています。
*以下は添付リリースを参照
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添付リリース
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