【奈良県唯一の地銀】県内シェア5割。大阪や京都にも積極展開。
外国為替市場で円安・ドル高の動きが続く中、関西の金融機関で為替ヘッジ(回避)の取引件数が急増している。さらなる円安を見込む輸入企業が、仕入れに必要なドルを割安に調達できるよう銀行へ駆け込んでおり、円安への警戒はいっそう強まっている。
「予想を超えた円安で思い切った営業ができなくなる」。ゴルフ用のレーザー距離計などを販売する阪神交易(大阪市)の森本登士社長は訴える。海外から商品を仕入れて販売する業…
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