【重電大手】発電設備や上下水道システムなどインフラ中心。保守や運用などサービスに注力。
省エネ性能の高い炭化ケイ素(SiC)を素材とする次世代型パワー半導体の投資競争が活発化する。ロームは2022年内に福岡県で新工場棟を稼働させ、26年3月期までに従来計画の3倍に当たる最大1700億円を増産投資に充てる。パワー半導体で世界首位の独インフィニオンテクノロジーズも増産投資する。電気自動車(EV)やデータセンター向けに需要拡大が見込まれ、覇権を巡る競争が激しさを増す。
「新棟を起点に25…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。