【テープ基幹の総合材料メーカー】液晶・半導体、医療用など多角展開。
日東電工が独自のビジネスモデル「グローバルニッチトップ」を旗頭に成長を続けている。偏光板などの液晶材料事業頼みの経営から脱し、医療や次世代カーといった新領域の開拓に乗り出している。ニッチ分野で「なくてはならない」会社をめざすと宣言する高崎秀雄社長は就任から9年目に入った。日東電工をどう変えているのか。その針路を聞いた。
――「グローバルニッチトップ」という戦略はどう生まれたのですか。
「当社はか…
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