【仮想商店街運営】証券、旅行などネットサービスを幅広く展開。
楽天Gはコスメなど韓国発の商品を取り使う「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」店舗を原宿に開く
楽天グループは12月1日、韓国コスメなどを販売する実店舗「Kulture Market Supported by Rakuten」を東京・原宿に開く。電子商取引(EC)サービス「楽天市場」で販売する韓国発の商品を店頭で試せる。流行に敏感な若年層の楽天市場の利用を増やす狙い。
韓国商品のPRや店舗運営をする「シーズマーケット」と共同で運営する。楽天は30日、店舗の内覧会を開いた。人気インフルエンサーが選ぶコスメセットや新作商品などを展示し、消費者はコスメカウンターなどで試せる。
楽天グループで韓国事業課のマネージャーを務める阿部愛美氏は「ユーザーとのタッチポイントを設けることで韓国発の商品の認知を広げ、若年層の獲得を図りたい」と話す。楽天はファッションのリアル店舗は開いているが、韓国コスメに特化した実店舗は初めて。
12月1日~2023年3月末は、楽天市場に出店する韓国コスメ10店舗の15ブランド100点以上の商品を扱う。QRコードを読み取れば楽天市場の各店舗ページで商品の詳細を確認でき、購入も可能。商品はおよそ4カ月ごとに入れ替える。
期間中は店舗スタッフやインフルエンサーが韓国のトレンド情報を動画共有アプリ「インスタグラム」でライブ配信する。楽天が運営するライブコマースのプラットフォーム利用も視野に入れるとしている。