【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
「次世代電池の大本命」とされてきた全固体電池は開発が遅れ気味だ。背景には大きく3つの技術的な課題があり、いまだ解決できていない。全固体電池の開発に傾倒してきた日本は、従来の電池技術で中韓に逆転を許して政策転換を迫られる事態にもなっている。国や企業は今後、資金や人的資源をどこにどれだけ投資するのかより慎重に見極める必要がある。
全固体電池はリチウムイオン電池の液体電解質を固体に置き換えたもの。発火…
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