【元売り大手】昭和シェルと経営統合。有機EL材料などにも強み
東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の跡地の有効活用を議論する
JFEホールディングス(HD)は26日、2023年9月までに設備の大部分を休止する東日本製鉄所京浜地区(川崎市)について、跡地の活用などを話し合う協議会「扇島町内会」を東京電力HDなど8社と設立したと発表した。
同地区がある人工島「扇島」に立地するENEOSや出光興産、東京ガスやJERAなどが参加した。土地の利用方法の検討や情報交換などを企業間で進め、行政にも公道などインフラ整備を要請していく。JFEHDは4月、JERAなどと水素・燃料アンモニアの受け入れ基地整備に向けた協業の検討も始めている。
JFEグループのJFEスチールは10月26日、同地区の扇島火力発電所(川崎市)にあるガス火力発電「新1号機」について、水素を燃料に使う発電方式にする検討をしていると明らかにした。燃料のすべて、または一部に水素を使う検討をする。
現在は発電した電力を主に自社利用している。転換する時期は明らかにしていないが、東日本製鉄所京浜地区で水素燃料の受け入れ環境が整うことを前提に水素発電への転換を検討していく。
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