【総合電機首位】技術力に定評。事業入れ替えで構造改革推進。
デジタル技術の革新や脱炭素の潮流など経営環境が急激に変化するなか、人への投資が2023年の春季労使交渉のテーマとなる。物価上昇が続くなか、賃上げへの関心も高まっている。日立製作所で労務を担当する田中憲一執行役常務に聞いた。
――労働組合は基本給のベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として前年より4000円高い月7000円を要求しました。どのようなスタンスで交渉に臨みますか。
「機械的に物価上…
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