【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
成田空港に着陸するJALのボーイング787
JALは23日、3月9日の発売当日に中止した国内線のセールについて、4月中にも代替のセールを実施すると明らかにした。予約サイトへのアクセスが殺到しシステム障害が発生していた。前回と同様に国内線の片道運賃を6600円とし、対象期間も同様となる見通し。
通常はJALの予約サイトへのアクセスは1時間当たり3万人。3月のセールでは40万人に増える想定をしていたが、実際には100万人がアクセスして障害が発生した。大量のアクセスに耐えられるようシステムを改修するほか、対象期間を区切って販売するなどしてアクセス数を抑える考えだという。