【感染症薬主力】抗HIV薬など感染症薬開発を強化。
新型コロナウイルスの飲み薬タイプの治療薬が普及期に入った。米メルクが開発した抗ウイルス薬「ラゲブリオ」(一般名モルヌピラビル)が16日から一般流通が始まったからだ。これまで流通量が限られていたが、今後は速やかに処方を受けられるようになる。飲み薬タイプは変異したウイルスにも有効とされ、コロナ対策の切り札として期待されている。
ラゲブリオはウイルスが体内で増殖するために必要な酵素を阻害する仕組みだ。…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。