【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
量子コンピューターの国内での開発が新たな段階を迎えた。理化学研究所(理研)は3月27日、国産初の量子コンピューターをクラウドで公開し、まずは企業や研究機関が理研との共同研究に利用できるようにした。開発には富士通やNTTも加わり、性能の目安となる「量子ビット数」は日本で稼働済みの米IBM製を上回る。日本勢はハードウエア開発と用途開拓を並行して加速させ、先行する米国や中国を追い上げる考えだ。
理研は…
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