【たばこ国内製造独占】海外たばこが成長。食品・医薬も展開。
プルーム・エックスのメビウスを刷新し、500円に実質値下げする
日本たばこ産業(JT)は加熱式たばこ「Ploom X(プルーム・エックス)」用の「メビウス」を刷新して、3月20日に発売すると発表した。リニューアルに合わせて価格を1箱20本入り570円から500円に引き下げ、実質的に値下げする。価格を抑えて国内シェアの向上を目指す。
JTの加熱式たばこの国内シェアは2022年度に11.9%で、米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)などの外資2社がシェア9割と優勢だ。JTは22年11月にもプルーム・エックスの機器のメーカー希望小売価格を3980円から1980円に値下げしている。
プルーム・エックスは紙巻きに近い味わいの高温型の加熱式たばこで、21年8月に国内で発売した。22年10月に英国で販売を始め、23年4月にはイタリアにも投入する計画だ。