【名門商社】三井グループの中核。金属資源、化学などに強い。海外収益に厚み。
三井物産はシンガポールの余仁生への出資を決めた
三井物産は21日、シンガポールの中国医薬品メーカー、余仁生(ユーヤンサン・インターナショナル)への出資を決めたと発表した。50億円超を投じ、出資比率は15%超となる見通し。
余仁生は1879年設立で、東南アジア最大の中国医薬品メーカー。シンガポール、香港、マレーシアなどに170店舗以上を持ち、抗がん作用やぜんそくの改善が見込める医薬品を手掛ける。
三井物産はヘルスケアを戦略分野と位置付けており、高齢化や健康意識の高まりなどで拡大する東南アジア市場で事業を広げる。
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