【元売り大手】昭和シェルと経営統合。有機EL材料などにも強み
タブレット端末やノートパソコンの消費電力低減や低コスト化につながる=ロイター
出光興産とジャパンディスプレイは21日、ウエアラブル端末から大型テレビなどのディスプレーの消費電力低減につながる多結晶酸化物半導体を開発したと発表した。ディスプレーとしての機能を落とさず、消費電力を抑えられるという。
半導体は液晶ディスプレーや有機ELの基幹部材で、画面を制御する微細なスイッチにあたる。様々なサイズの画面に対応しており、国内外のディスプレーメーカーに販売する。
スマートフォンやタブレットのディスプレーに使う場合、大型の第8世代(約2.2メートル×2.5メートル)の量産に対応している。現行の第6世代に比べ、製造コストも抑えることができる。