【元売り大手】昭和シェルと経営統合。有機EL材料などにも強み
石油連盟の木藤俊一会長(出光興産社長)
石油連盟の木藤俊一会長(出光興産社長)は21日、主要7カ国(G7)が12月にも実施するロシア産石油の「価格上限」設定について「機能するかも不透明だ」と述べ、推移を慎重に見守っていると説明した。
原油が値上がりすればロシアがウクライナ侵攻の戦費を稼ぎやすくなるとして、G7は上限設定を決めた。ただ詳細が明らかになっておらず、十分な周知期間がなければ事業者の間で混乱が起きる恐れも指摘されている。
ロシア産石油の流通が滞れば、原油相場に値上げ圧力がかかる可能性もある。欧州連合(EU)も12月5日からロシア産原油の輸入を禁止する。
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