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【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。

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伊藤忠や日本製鉄、CO2海上輸送で実証

カーボンゼロ
SDGs
環境エネ・素材
コラム
2021/6/22 14:31
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伊藤忠商事日本製鉄などは22日、液化させた二酸化炭素(CO2)を輸送する実証実験を始めると発表した。工場などから排出されたCO2を回収して、地下貯留や再利用する場所まで運ぶことを想定する。まずは事業化に向けた検討や船の設計・建造をすすめ、2024年度から運搬を始める。30年ごろに実用化し、年間100万㌧規模の大量輸送を目指す。

伊藤忠や日本製鉄のほか、発電事業者などが出資する日本CCS調査(東京・千代田)、プラント各社の業界団体であるエンジニアリング協会(東京・港)による共同実証を始める。このほど、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業に採択された。

CO2を貯蔵するタンクや海上輸送用の船舶を設計する。CO2はドライアイス化するとタンクやパイプラインの損傷の原因となるため、低温・低圧下で大量のCO2を液状に保つ技術の開発を目指す。開発は商船三井川崎汽船などが手掛ける。

24年度から実際に運搬の実証を始め、26年度までに実証を終える。1千㌧程度を輸送する専用船を建造し、年10回ほど航海する。京都府舞鶴にある関西電力の発電所から出荷し、北海道苫小牧市の北海道電力の敷地まで運ぶ。苫小牧沖では官民によるCO2地下貯留の大規模実証が始まっている。

CO2を地下貯留できる場所はガス田などが多いが、排出する場所と離れており、長距離輸送の方法は確立されていない。実証では大量輸送できる仕組みや低コスト化につながる技術開発をすすめる。

伊藤忠は同日、石油開発会社などが参画する地下貯留技術の開発プロジェクトに参加すると発表した。地層探査や掘削など要素技術を研究する。製鉄やセメント業界など顧客網も活用し、貯留から輸送まで参画して事業化の可能性を探る。

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