【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
日本航空(JAL)は一部の国際線を増便する
日本航空(JAL)は18日、7~9月の一部の国際線の運航計画を発表した。週5往復している成田―ボストン線を8月から毎日運航にする。成田―バンクーバー線は4往復から5往復に、成田―ベンガルール線も2往復から3往復に増やす。
運航計画には欧州・メルボルン・台北線や、8~9月の北米・東南アジア路線などが含まれる。一部路線は追加増便も決め、7月の羽田―シドニー線は従来計画の週4往復から5往復に増やす。6月までは3往復としている。
入国規制の緩和を受けた旅客需要の回復や、貨物需要の高止まりを見込み増便する。2020年度計画に対する運航便数の割合である国際線運航率は、7月(56路線)が44%、8~9月(31路線)は68%とした。
7月以降のパリ・ソウル・グアム路線や、8月以降の東アジア(香港除く)・ハワイ路線などの計画は今後発表する。