【航空大手】高内線、アジア近距離路線に強み。国際線を拡大。
全日本空輸(ANA)は、新型コロナウイルスの影響で就航を延期していた羽田―ミラノ線や羽田―イスタンブール線などを2026年3月期までに順次開設する。高単価のビジネス需要などを取り込む一方、アジアの一部路線は同年度まで運休を続ける。供給を抑えながら国際線の座席当たりの単価を引き上げ、26年3月期までに国際線旅客収入を20年同期比で約3割引き上げる。
ANAホールディングス(HD)の中堀公博・グルー…
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