【世界的TVゲームメーカー】ソフト開発力に強み。高収益体質。
第一屋製パンが17日発表した2022年12月期の連結決算は、最終損益が11億円の赤字(前の期は7億円の赤字)だった。小麦や糖類などの原材料やエネルギー価格などが想定以上に高騰し収益を圧迫する。一部商品で値上げを表明したが、価格転嫁が遅れ、コスト上昇分を補えない。
売上高は243億円だった。前期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため21年12月期との増減率は開示していないが、単純比較で2%増になる。任天堂のキャラクターの名前を冠した「ポケモンパン」などが伸びた。
同日発表した23年12月期の連結業績予想は、売上高で前期比11%増の265億円、最終損益は7000万円の黒字転換を見込む。