【国内最大の鉄道会社】JR7社のリーダー格。関連事業を強化。
JR東日本は17日、次世代新幹線開発に向けた新型試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」について、営業時間帯に試験走行すると発表した。18日から仙台―新青森間で週5日ほど、営業時間中に1日3往復の試験走行を目標とする。夜間に比べて走行回数や距離が増えるため、耐久性などの確認に生かす。
JR東日本の次世代新幹線「ALFA-X(アルファエックス)」の試験車両
JR東は2019年5月から夜間に同車両の走行試験をし、安全性や快適性などを確認してきた。導入に向けデータを蓄積する。
「ALFA-X」は現在の新幹線より速度が速い新型車両で、北海道新幹線の札幌延伸が予定される31年春をめどに導入する計画。最高速度は時速360キロ程度で、現在の東北新幹線の最高速度より40キロほど速い。