【塩ビ樹脂世界一】半導体ウエハー、セルロースもシェア高い。
建設資材などに幅広く使う塩化ビニール樹脂が、国内で41年半ぶりに最高値を更新した。原材料の値上がりが急ピッチで進み、樹脂メーカーは大幅な転嫁値上げに迫られた。住宅向けなどの需要は堅調で、この1年の上昇率は3割を超えた。パイプなど加工製品に値上げの動きが広がる。
指標となる東京地区・需要家渡し価格は1キロ220~232円。2021年12月に比べ35円(約18%)上昇した。21年7月に続く値上がりで…
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