【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
マツダは17日、次期社長に毛籠(もろ)勝弘取締役専務執行役員が昇格すると発表した。開発や生産出身のトップが多い同社としては3代ぶりに技術系出身ではない社長となる。新型コロナウイルス禍で痛んだ業績も足元では回復しているが、電気自動車(EV)シフトで出遅れており追い上げ策が不可欠だ。EVシフトを進めるうえで2017年に資本提携したトヨタ自動車との関係強化も課題になる。
「技術から顧客ニーズを探すのは…
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