【国内1位】医療用医薬品に集中。がん領域の新薬開発に注力。
新型コロナウイルスのワクチンで実用化した「メッセンジャーRNA(mRNA)医薬」が、がん治療も変えると期待を集めている。米モデルナと米メルクは2022年12月、mRNAを用いたがんワクチンについて、皮膚がんの一種の悪性黒色腫(メラノーマ)を対象にした第2相臨床試験(治験)で有効性が示せたと発表した。
mRNAはたんぱく質の設計図となる遺伝情報だ。開発中のワクチンではがんの目印となるたんぱく質「抗…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!