【元売り大手】昭和シェルと経営統合。有機EL材料などにも強み
出光興産などが火力発電の燃料向けにイネ科の植物「ソルガム」の栽培に乗り出している。限られた敷地で大量に収穫できる点が特長だ。バイオマス発電大手のイーレックスは2021年からベトナムで試験的に栽培している。環境負荷が小さく、低コストで安定調達できる燃料の確保がエネルギー企業の競争力を左右する。
出光はオーストラリア北東部にある石炭鉱山の遊休地でソルガムの栽培を始めた。0.25ヘクタールの敷地に東京…
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