【競技用シューズ最大手】スポーツ用品全般を扱う。欧州で先行。
12月期企業はまもなく決算期末を迎え、株式市場の関心は2022年12月期の業績へと向かっている。来期増益が予想される銘柄はどこか。今期と来期の業績見通しを市場予想平均(QUICKコンセンサス)に基づいて比較し、予想増益率が高い銘柄をランキングした。東証1部上場の12月期決算企業のうち、3社以上の証券会社が予想を出している企業を対象にした。
首位はアシックスで増益率は161%。新型コロナウイルス禍を背景に欧米で利益率が高いシューズなどが好調で、11月には今期の会社予想を上方修正している。ランナー向け商品の強い需要は来期も続くとみられる。
2位には半導体製造装置や自動車向け工作機械などを手掛けるDMG森精機、9位には工作機械の要素部品などを手掛けるTHKが入った。強い設備投資需要を受け、両社とも受注残が積み上がっており、来期の好業績が見込まれている。
半導体の需給逼迫は来期も続く見通しで、シリコンウエハー大手のSUMCOが8位に入った。