【重電大手】発電設備や上下水道システムなどインフラ中心。保守や運用などサービスに注力。
動画配信サービスに対応する小型テレビを発売する
中国の家電メーカー・海信集団(ハイセンス)の日本法人、ハイセンスジャパン(川崎市)は10日、動画配信サービスに対応する小型液晶テレビの新機種を5月下旬に発売すると発表した。一人暮らしの若者など、動画配信サービスをパソコンやスマートフォンより大画面で楽しみたい人の需要を見込む。
24型の液晶テレビ「24A40H」を発売する。価格はオープンだが市場予想価格は3万8000円前後。家電量販店などで販売する。
搭載する動画基盤は、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオなど主要な動画配信サービスに対応する。ネット動画用の高画質処理機能を搭載するなど、動画配信サービス視聴に適したテレビとした。
英調査会社オムディアによると、2021年の世界の薄型テレビ出荷台数シェアでハイセンスは9.9%と4位に付ける。日本市場でも18年に東芝のテレビ事業を手掛ける子会社を買収して以降、徐々に認知度を拡大させている。事業規模を生かした部品購買力や生産力を活用して、低価格なテレビを日本市場で訴求する。