【国内最大の鉄道会社】JR7社のリーダー格。関連事業を強化。
JR東日本は日立製作所などと連携して、タクシー乗り場の混雑状況をスマホアプリで事前に確認できるようにする実証実験を品川駅周辺で始めた。鉄道から二次交通への乗り継ぎをスムーズにすることで利便性の向上を進める。
実証実験は、JR東日本、日立製作所、DXCテクノロジー・ジャパン(東京・中央)の3社が参画し7日から始めた。品川駅の高輪口タクシー乗り場付近にカメラを設置し、映像のデータから待機している人数を解析する。タクシー乗り場の混雑情報は、JR東日本のウェブサイトにリアルタイムで表示して、移動中の電車などからでも事前に確認できるようにする。
実験は11月30日まで行う。同様の実験は1~2月に東京駅八重洲口でも行っていて、サイトを利用した人の8割以上がサービスの継続利用を希望した。他駅での展開を期待する意見もあったという。鉄道から二次交通への乗り継ぎをスムーズにすることで利便性の向上を見込んでいて、今後、需要を見極めた上で実装に向けた検討を進める。
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