【愛媛地盤のスーパー】大型ショッピングセンターの開発進める。
イオンは6日、中四国地盤のスーパー大手フジの買収について、2022年3月1日に同社とイオン子会社のマックスバリュ西日本が株式交換により経営統合する契約を結んだと発表した。現在のフジを持ち株会社と事業会社に分割し、持ち株会社の下にマックスバリュ西日本とフジの事業を引き継ぐフジ・リテイリングが入る。イオンは持ち株会社の51.5%の株式を保有する。
持ち株会社は21年2月期の単純合算で、売上高にあたる営業収益が8600億円以上になる。同社社長にはフジの尾崎英雄会長が就任し、フジの山口普社長とマックスバリュ西日本の平尾健一社長はそれぞれ副社長に就く。スーパー業界の競争が激化する中、物流やデジタルへの投資を進め事業拡大を目指す。
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