【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
ANAホールディングス(HD)と日本航空(JAL)は2023年3月期、そろって3期ぶりの連結最終黒字を見込む。国内線の需要が新型コロナウイルスの感染拡大前の水準に回復しつつある中、黒字化のカギは国際線の回復にある。コスト面では過去2年間、抑えてきた整備費や人件費などの固定費が運航回復に伴って増える。燃油高も懸念され、需要回復とコストコントロールをどう両立するかもカギだ。黒字化へのポイントを3つの…
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