【イオン子会社のホームセンター】東北6県に店舗網。
イオングループの春季労使交渉は例年より妥結が早い(UAゼンセンの本部)
流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは1日、イオン子会社のイオンリテールが2023年の春季労使交渉で、正社員の賃上げ幅を平均5.03%(実額ベースで1万5061円)とすることで労働組合と妥結したと発表した。前年実績の1.75%(同5209円)を大幅に上回った。23年はベースアップ(ベア)のみだと、2.34%(同7000円)増とした。イオンはすでに正社員やパート従業員の賃上げを表明しており、例年に比べて早い妥結となった。
イオンは国内パート従業員の時給を平均7%引き上げ、正社員も賃上げする方針を掲げていた。パート時給も7%(同71.9円)の引き上げで妥結した。前年実績の2.56%増(同25.7円)よりも引き上げ幅は大きい。
UAゼンセンによると、1日は午後5時30分時点でイオンモールなどイオングループ8社が妥結した。イオングループでは、ホームセンターのサンデーが組合の要求に満額回答し、2月に妥結している。
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