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【半導体関連装置】半導体検査・計測装置が主力。

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グローバルニッチに集中投資 保有銘柄で30倍高も実現
個人投資家調査2022 勝ち組に学ぶ必勝テク(中)

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2022/7/1 5:00
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シニア投資家のロミオさんが得意とするのは成長株投資。レーザーテックでは買値から30倍高を実現した

シニア投資家のロミオさんが得意とするのは成長株投資。レーザーテックでは買値から30倍高を実現した

日経マネーの個人投資家調査に回答を寄せた勝ち組投資家の手法を分析するシリーズ。2回目は、過去4年間の運用成績が全てプラスで、テンバガー(10倍株)も発掘してきたシニア投資家の実例を掘り下げる。

ロミオさん(ハンドルネーム)は、グロース(成長)株運用を得意としている。会社員時代は、証券会社で為替取引業務などを担当。米ニューヨーク、英ロンドン、オランダのアムステルダムに駐在した計20年には、日本株を海外投資家に販売した経験もある。

55歳で証券アナリスト試験に合格し、退職を機に自らも株式投資を始めた。それからは、技術力・販売力でグローバルニッチトップのグロース銘柄への集中投資を徹底している。

グローバルニッチトップの基準は、「20%以上の売上高営業利益率が見込め、製品開発力がある」こと。特に「半導体は『産業のコメ』と呼ばれ、日本企業が高い技術を持つ分野。長い期間にわたって日々の生活に必要な製品を作っている企業が有望だ」(ロミオさん)。

銘柄選定の際は、株価が1000円以下の銘柄には投資しないという「10ドルルール」を順守する。「海外投資家の多くは、1株10ドル以下の銘柄に投資しない」(ロミオさん)からだ。 

また一度購入した後は短期売買はせず、最低1年間保有する。「企業を応援したいとの思いで株を買った以上、ウクライナ問題など想定外のイベントが起きても、株価下落の直接の要因でなければ、信用して持ち続ける」

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■株式分割の動向を常にチェック

もう1つ、ロミオさんが投資の際に欠かさずチェックするのが、株式分割の動向だ。一般に、株式分割を実施すると最低購入価格が下がるため、投資家層の拡大が期待できるとされる。

例えば、2017年に1株を2株にする株式分割を発表したことを機に購入した半導体検査装置メーカーのレーザーテックは、その後の株価上昇を受けて、20年にも分割を実施した。「その他の投資条件が100%合致したこともあり購入したが、株価は30倍に上昇し、テンバガーを地で行く成功例になった」(ロミオさん)。このほか、医療機器メーカーのテルモや電子部品メーカーのTDKも取得価格から大きく上昇した。

「株式の流動性を考慮しない経営者は多い」と話すロミオさんは、「長らく株式持ち合いを続けている企業や、経営陣の自己保身のために買収防衛策を取る企業も投資対象外」とする。株主重視の姿勢は、遅かれ早かれ株価に反映されるからだ。

■株主総会にも積極的に参加

自身が投資した企業との接点を持てる機会が株主総会だ。「総会には必ず出席する」というロミオさんは、ここでも企業を見定めているという。

例えば、総会の運営をホテルの従業員や外部の運営会社に任せる企業には投資しない。「受付から案内まで外部に委託している企業は多い。総会が形骸化している企業は株主を大事にしていない」とロミオさんは話す。

先述のレーザーテックの場合、「昨年はコロナ禍で20人も参加者がいなかったが、株主に対して企業内容の開示に積極的な姿勢を見せており、好感が持てた」(ロミオさん)。

テルモは「若手の研究者が注射針の説明をしており、財務情報だけでは知り得ない情報を学ぶことができた」(ロミオさん)。質疑応答では必要に応じて発言し、総会後に株価が上がるケースもあったという。また、コロナ禍での総会参加者への土産の配布動向も見ているという。

■アナリストリポートも参考に

株価の見通しについては、プロの意見を参考にすることも多いというロミオさん。例えば、野村証券や大和証券などが発行する企業リポートには、1年後の目標株価が書かれている。「プロのアナリストが分析して出した株価と現在の株価がかけ離れている場合は、適正に株価が評価されていないケースが多い」(ロミオさん)とみるからだ。

また同業他社との比較の際には、従業員の給与を1つのポイントに掲げる。「業績が優れている企業は概して従業員の給与水準が高い。同業他社比で10%以上高ければ投資対象にする」(ロミオさん)

(井沢ひとみ)

[日経マネー2022年8月号の記事を再構成]

日経マネー 2022年8月号 波乱も乗り越える 勝ち組投資家大研究
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP(2022/6/21)
価格 : 800円(税込み)
この書籍を購入する(ヘルプ): Amazon.co.jp 楽天ブックス
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