日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
日本国債が売られている。国内のインフレが加速しており、日銀が金融緩和政策を修正するとの観測が再燃しているからだ。これまでの国債売りは日米の金利差から円安・ドル高が進み、日銀修正観測が浮上するという流れだった。日銀は円安局面では金融政策を変えなかったが、国民からのインフレ抑制を求める声を無視できないとの見方が広がっている。
29日、長期金利の指標となる10年物国債利回りは0.25%をつけた。前週末…
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