日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
日銀の利上げへの備えとして期待が高かった短期金利先物の取引が、上場直後から低迷している。無担保コール翌日物(TONA)の3カ月物金利先物は20日に東京金融取引所に上場。取引は少なく、23日はゼロだった。米銀破綻などによって日銀の早期利上げ観測が薄れ、ヘッジ目的の利用が広がっていない。
TONA3カ月物金利先物は3カ月間の短期金利の水準を予想して売買する。日銀のマイナス金利政策の解除や深掘りに備え…
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