【重電大手】発電設備や上下水道システムなどインフラ中心。保守や運用などサービスに注力。
聖域は作らない――。オリンパスは昨年12月17日、「祖業」である顕微鏡や産業用の測定装置などの科学事業を2022年4月1日付で分社化し、新会社の株式を第三者に売却する方針だと発表した。6月に分社化の検討を打ち出していたが、今回さらに一歩踏み込んだ。
同社の昨年12月中旬の時価総額は約3兆2000億円。新型コロナウイルス禍前の19年末に比べて9000億円上積みしている。科学事業も黒字で、2022年…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。