日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
新年入り後、日本株市場の不安定な動きが続いている。昨年後半までの日本経済は、インフレに苦しむ欧米との景気局面の違いや、新型コロナウイルス禍からの回復の遅れに伴うリオープン(経済再開)特需などの恩恵から力強い成長が期待されていた。
しかし、国内でも物価高への危機感が高まり、急速な円安進行に対する混乱も重なった。日銀も一旦は引き締めの態度を見せる必要に迫られたのだろう。昨年12月の金融政策決定会合で…
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