【レギュラーコーヒー大手】インドネシアに直営農園を経営。
シノブフーズののり、買い直した思い出の銘柄・シャルレから届いた下着、優待品の中に毎年必ず入っているカゴメのケチャップを持つ桐谷さん。長く保有している銘柄には、それぞれ思い入れもあるようだ
どうも、桐谷です。今回のテーマは私が長く持ち続けている優待株ですね。過去の売買記録を見返し、20年以上など長く持っている銘柄を選びました。保有歴が長い順に紹介しましょう。
まずはサッポロホールディングス。ビール会社の中では最も長く株主優待を実施しています。1993年には保有していました。当時の優待はビール券でしたが、今は缶ビール4本や自社商品詰め合わせから選択できるようになっています。追随して優待を始めた他のビール会社も同じような優待内容です。ただ株価水準がかなり違い、総合利回りには差があります。
次はファミレス展開のロイヤルホールディングス。この銘柄も90年代から保有しています。当時の優待内容は1000株保有で飲食代が50%引きになる券。その後、変更され500円券に。自宅の最寄り駅近くに店舗があり、よく利用していました。
居酒屋の榮太郎という会社の株も96年から保有。こちらは大庄と合併、現在は大庄株として持ち続けています。榮太郎を買った後、大庄が上場。大庄もいいなと思い、それぞれ1000株ずつ持っていました。しかし2003年に合併。結果的に榮太郎分の優待がなくなり、悲しい思い出の銘柄です。
映画やボウリング優待の東急レクリエーションも1996年から保有。当時は1000株単位だったので、優待も1000株から。その後5株を1株に併合し、優待は200株保有からになりました。昔の優待は月ごとに利用できる優待券の枚数が決まっていました。使いきれていない優待券がある月は、月末に優待消費のためボウリングを10ゲーム、12ゲームとやっていました。
シノブフーズは97年から保有。当時からのりをもらえる優待でした。現在は長期優遇制度を取り入れ、1000株保有なら缶入りのりが3缶もらえます。
キーコーヒーも97年から保有。ただ現在の総合利回りは1%台。私の合格ラインは総合利回り4%以上なので、今の利回り水準だとお薦めしづらいところがあります。
2000年から保有している下着販売のシャルレは自社商品優待です。08年にTOB(株式公開買い付け)が持ち上がり株価が急上昇しました。リーマン・ショックで痛手を受けていた私はすぐに市場で売却。ところがTOB不成立で株価は急落。そこですかさず買い直した思い出の銘柄です。
松竹も古くから持っています。だんだんと映画館が減る中、松竹の優待券が使える埼玉県川口市のMOVIX川口まで自転車で行くようになり、その姿がテレビ番組で紹介され話題になりと、今の私をつくってくれた優待かもしれません。
カゴメは優待新設を発表した02年から保有。当時多かった1000株単位から「株主数を増やすため」に100株単位に変更した上、優待も新設。これらの策が奏功して株主数は大幅増、株価は新設前の1000円程度から3000円の水準まで上昇しました。
最後にコロワイド。こちらは贔屓屋という会社の株として保有していましたが04年にコロワイドが完全子会社化。それ以降も持ち続けています。
注:データは4月6日時点。同じ内容の優待が年2回ある場合は1回分を掲載。利回りは優待を取得できる最低単元株数で計算。記載以外の優待がある場合は「~」と表記。配当の「―」は無配
(佐藤由紀子)
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