【国内大手生保】最古の相互会社から株式会社に転換した。株主数国内最多。
長期にわたる安定的な資産運用を担う生命保険会社にとり、緩やかな金利上昇は好ましい状況だ。それでも低金利に慣れてきた現役世代の経営陣にとって本格的な物価や金利の上昇は経験したことのない領域でもある。大量の国債を抱えるだけに含み損も膨らみかねない。思わぬリスクへの備えは十分か。日本生命保険の清水博社長に聞いた。
(聞き手は渡辺淳)
――国内でも物価や金利上昇の圧力が強まっています。生命保険会社の経営…
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