【塩ビ樹脂世界一】半導体ウエハー、セルロースもシェア高い。
日本経済新聞社は3日、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表した。市場流動性を踏まえてオリエンタルランド(OLC)、ルネサスエレクトロニクス、日本航空(JAL)を採用する。一方、東洋紡、日本軽金属ホールディングス、東邦亜鉛を外す。4月3日の算出から反映する。春の定期見直しは初となる。
同指数算出用の構成銘柄の株価を出すため実際の株価に乗じる株価換算係数(原則1)は、今回採用の3銘柄とも1とする。OLCの同係数は同社が1日付で1株を5株にする株式分割を踏まえた。日経は昨夏に定期見直しを従来の秋だけでなく春も加えた年2回にすると決めた。構成銘柄の新陳代謝をより促していく。
日経平均の定期見直しによる銘柄除外に連動して、日経平均気候変動1.5℃目標指数は東洋紡、日軽金HD、東邦鉛を4月3日に除外する。銘柄補充はせず同月末に定期見直しをする。日経平均高配当株50指数は日軽金HDを3日に外す。銘柄補充はせず6月末の定期見直しで50銘柄に戻す。
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日本経済新聞社は3月30日から日経平均株価を構成する5銘柄の株価換算係数を変更する。各社が実施する株式分割の比率に応じて変更する。
▽明治ホールディングス(0.2→0.4)、信越化学工業(1→5)、ファナック(1→5)、バンダイナムコホールディングス(1→3)、東京エレクトロン(1→3)