日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
日銀の金融政策で10年近辺の国債利回りがゆがみ、地方債の起債がしづらくなっている。日銀が10年物国債を「指し値オペ」で無制限に買い入れた結果、流動性が枯渇し、値動きが大きく振れやすくなった。金利水準に信頼が置けず、3日に起債した愛知県の10年債では本来考慮すべき国債の銘柄間の利回りの違いを「無視」する異例の対応を取った。
愛知県債の償還は10年後の2033年2月。一方、条件決定の基準に使われた新…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!