【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。
14日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日に比べ201円36銭(0.72%)高の2万8156円21銭で終えた。1日(2万8226円)以来およそ2週間ぶりに終値で2万8000円台を回復した。11月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、米国の利上げが長期化することへの過度な警戒感が和らいだ。
日本時間14日の米株価指数先物が上昇したのも手がかりとなり、午前の中ごろから上げ幅を広げる展開だったが、午後に入ると膠着感が強まった。日本時間15日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表される。FOMC後の株高を期待した買いが入る場面もあったが、次第に結果を見極めたいと様子見の雰囲気が広がった。
米国のインフレピークアウト観測が改めて意識され、米金利が低下するなかで金融株がさえなかった。円高・ドル安の進行で、SUBARUなど自動車株の一角が下げた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前日比11.74ポイント(0.60%)高の1977.42で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4917億円、売買高は9億8558万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1258、値下がり銘柄数は493、変わらずは85銘柄だった。
東レが大幅高。東エレク、信越化が上げた。一方、Jフロント、サイバーが下げた。
きょうプライム市場に上場した大栄環境は公開価格(1350円)を360円(26.7%)上回る1710円で初値を付けた。終値は初値比86円(5.0%)高の1796円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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