【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
22日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反発し、前日に比べ120円15銭(0.46%)高の2万6507円87銭で終えた。前日までの5営業日で1700円超下げていたため、自律反発狙いの買いが優勢だった。日銀の緩和修正後に下げが目立っていた不動産や自動車株などが買い戻された。22日の香港株や台湾株が上げたことも支えとなった。
ただ、取引開始直後に2万6500円台後半まで上げた後は伸び悩む展開だった。クリスマス休暇で海外投資家の動きが鈍いことに加え、日銀の金融政策の先行きを見極めたいと、積極的な買いは入りにくかった。
朝方は堅調だった半導体関連株が下げに転じるなど、戻り売り圧力の強さも意識された。前日までの下げの大きさに対し、日経平均の戻りは小幅にとどまった。
東証株価指数(TOPIX)も6営業日ぶりに反発した。TOPIXは前日比14.85ポイント(0.78%)高の1908.17で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆5626億円、売買高は11億5083万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1431、値下がり銘柄数は337、変わらず銘柄数は70だった。
川崎汽が5%高。三井不、菱地所も高い。三菱UFJ、三井住友FGも上昇が続いた。一方、ニチレイ、板硝子、東京海上が下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!