【総合商社の雄】エネルギー産業との取引に強み。資源開発で先行。
「俺はどんどんとチャンスをつかみにいくんだ」。冷静沈着、頭脳明晰(めいせき)、いい意味で"KY"。1995年に三菱商事に入社した150人ほどの同期のなかで異彩を放っていたのが砂川大君だった。
のんびりした性格の僕は正反対のタイプの彼をいつも羨望のまなざしで見ていた。
砂川は言葉通り20代で会社を辞め海外留学やグーグル勤務などを経て起業した。いまはスマートラウンドの社長、エンジェル投資家として活躍…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。