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「変化に対応する日本株を有望視」 外資系プロに聞く
ここからの日本株投資戦略(上)

日経マネー
株式投資
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2021/7/27 2:00
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世界経済の本格回復が期待される年後半。外資系運用会社で日本株の運用を手掛けるプロは、ここからの日本株の動きをどう見ているのか。「外資系プロ」の日本株投資戦略を取材した。今回はティー・ロウ・プライス・ジャパンのアーシバルド・シガネールさんの投資手法を紹介する。

景気敏感株と内需株のバランスに配慮

アーシバルド・シガネール ティー・ロウ・プライス・ジャパンで日本株運用戦略のポートフォリオ・マネジャーを務める。日本の株式市場では21年の運用経験がある

アーシバルド・シガネール ティー・ロウ・プライス・ジャパンで日本株運用戦略のポートフォリオ・マネジャーを務める。日本の株式市場では21年の運用経験がある

「日本株は世界経済の回復に伴い注目を集めやすく、見通しは良好だ」。こう話すのは、米運用大手ティー・ロウ・プライスで日本株のポートフォリオ・マネジャーを務めるアーシバルド・シガネールさん。時価総額300億円以上の中小型株から大型株まで、約60~70銘柄を運用している。

日本株は他の株式相場と比較して、世界景気との連動性が高い銘柄が多い。そのため、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み経済が正常化に向かう中で、日本株は短期的にも中期的にも魅力的な市場だとの見通しを持っている。

世界経済が回復に向かう中でも、シガネールさんは景気サイクルの影響を極力受けないよう、常に輸出関連などの景気敏感株と内需株のバランスに気を配っている。現在は需要回復の恩恵を受けやすい景気敏感株をやや多めに保有するものの、相対的に割安なのは内需株だとみて、運用を継続。例えばファンド組み入れ上位のホシザキは、製氷機や冷蔵庫、食器洗浄機の売上台数で国内トップシェアを占める業務用厨房機器メーカーだ。2020年12月期の連結決算は減収減益だったものの、感染収束後に、販売先の飲食店やホテルなどに客足が戻れば、同社の業績も回復するとの期待を寄せている。

2つのタイプの日本株を選好

シガネールさんが日本株運用で一貫して守り抜く投資スタイルは、2つのタイプの銘柄を保有すること。1つは「技術や社会の変化を背景に構造的に成長する会社」だ。現在はこのタイプの銘柄を7割ほど保有する。例えば20年に上場したプレイドは、ウェブサイト上の消費者行動のデータ解析を手掛けている。クラウド経由でソフトを提供するプレイドのようなSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)関連銘柄は、デジタル化に伴い成長余地が大きいとして「長期的に保有したい」と話す。

オリエンタルランドもシガネールさんが構造的に成長するとみる銘柄の一つだ。東京ディズニーリゾートのチケット代金は、他国に比べて割安水準にあり、上昇余地がある。加えて、海外からの入園者比率はコロナ前の19年度でも約1割と他国に比べて低め。ここにも成長の余地はあると予想する。

もう1つのタイプは「自ら生まれ変わる会社」だ。シガネールさんはこれを「トランスフォーメーション企業」と呼んでいる。前述のホシザキの他、紙パルプからパーソナルケア製品などに売り上げをシフトさせつつある大王製紙が典型例だ。時代の流れに応じて、企業戦略や事業ポートフォリオを柔軟に変更する会社がこれに当たる。

日本企業のガバナンス改善に注目

シガネールさんが最近顧客と話す中で多く挙がる話題は、日本企業のガバナンス(企業統治)改善だ。東京証券取引所に上場する企業数は3782社(6月末時点)と非常に多い。米国はピーク時と比較し上場銘柄数が減少したものの、時価総額は増加した。銘柄数を絞ることは容易ではないものの、22年4月に控える東証の市場再編が株式市場構造の改善の第一歩となることをシガネールさんは期待している。

(井沢ひとみ)

[日経マネー2021年9月号の記事を再構成]

【関連記事】「市場シェア高い日本株に注目」 外資系プロに聞く

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