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2021年5月7日(金)
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【電子部品の大手】セラミックコンデンサー首位。材料から一貫生産。

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日経平均は「N字型」で上昇 米中の好景気が支えに
プロに聞く投資戦略(下)大和証券 木野内栄治さん

株式投資
日経マネー
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2021/3/24 2:00
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一時3万円台を回復した日経平均株価だが、30年ぶりの高値水準に警戒感に募らせる個人投資家も少なくない。ここからどのようなスタンスで投資に取り組めばいいのか。「プロに聞く投資戦略」の2回目は、大和証券のチーフテクニカルアナリスト、木野内栄治さんの見方を紹介する。

【前回記事】年後半は景気回復鮮明に 5大有望テーマに注目

――日経平均株価の見通しは。

大和証券 理事 チーフテクニカルアナリスト兼シニアストラテジスト 木野内栄治さん

大和証券 理事 チーフテクニカルアナリスト兼シニアストラテジスト 木野内栄治さん

5月に天井を付けて調整した後、秋口から年末にかけて上昇する「N字形」の動きになると予測する。

足元の株高を支えているのは、米国の財政期待だ。バイデン政権は1.9兆ドルの追加経済対策を成立させた後は、インフラ投資などを盛り込んだ「リカバリープラン」を打ち出すとみられる。ただ、財政期待の株高が続くのも新政権のハネムーン期間中が精いっぱい。5月頃には相場は頭打ちになるだろう。

日本株相場も、4月25日の衆院補選までに解散・総選挙が実施されるといった上昇材料がなければ、3万円を天井として一旦反落の流れになりそうだ。調整期間は秋口まで続きそうだが、堅調な企業業績が支えとなり、下値は2万8000円程度とみる。

この時期のリスクとして警戒したいのは、米国のキャピタルゲイン増税の話題だ。米国は順調にいけば、今夏にも大部分のワクチン接種が完了する見込み。そうすると、「22年には経済正常化、そしてキャピタルゲイン増税」の流れが意識される。これは年初に遡って課税されるため、「株を22年まで保有せず、21年中に売り切ろう」と考える人が増える恐れがある。短期間でNYダウが3000ドル程度下落するリスクもあるだろう。

ただ、こうした急落があった場合は良い投資機会になり得る。日経平均は22年にかけて再び上昇軌道に乗り、21年末は3万3000円の高値もあるだろう。

中国、米国がけん引役に

――注目の投資テーマは。

21年は5つの投資テーマが中心になると考えている(下表)。

テーマの一つ「中国」の景気は、共産党大会の年にピークを付けるサイクルがある。さらに22年は北京冬季オリンピックも控えており、当面好調が持続しそうだ。

その中国の好景気などが支えとなり、「テクノロジー」の半導体関連も好調が期待できる。これまで、台湾積体電路製造(TSMC)の設備投資の減額ニュースが出るとSOX(フィラデルフィア半導体株指数)がピークアウトする傾向があったが、そうしたことは21年内には起こりそうもない。

次世代通信規格「5G」関連も有望だ。過去に4Gが立ち上がった時は、計測機器株→小型電子部品株→大型電子部品株→通信キャリア株の順に主役が移り変わった。このサイクルを当てはめると、村田製作所などの大型電子部品株は22年半ばまで上昇が続くと予測できる。

「米国」の消費関連も大きな注目テーマだ。1人最大1400ドル(約15万円)の追加給付金が話題になっているが、それだけではない。 実は米国では住宅価格の上昇を受けて、住宅ローンの借り換えが大規模に発生している。米国では住宅ローンが低利の消費者ローンとして利用される面があり、借り換えが多額のキャッシュアウトを生む。20年10~12月は5兆円規模になったとみられる。それだけ、個人の手元現金が増えているわけだ。

このため、米国の個人消費関連銘柄は有望だ。特に、米国の売上比率が30%以上と高い銘柄は恩恵が大きいと考えられる。

投資妙味の点で、最も注目できるのは「東京オリンピック」関連。開催を危ぶむ声が多いので、無事に開催できた場合は、大幅高もあり得るだろう。

(聞き手は市田憲司)

[日経マネー2021年5月号の記事を再構成]

日経マネー 2021年5月号 日経平均3万円からの株の勝ち方入門
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2021/3/19)
価格 : 750円(税込み)
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